台湾には、「原住民」のほか、中国から移住してきた「漢民族」や世界から移住してきた「新住民」など異なる民族が暮らしています。ですから様々な文化や習慣があります。料理も自分たちの特色があります。
台湾の料理を大きく分類すると、「台湾料理」や「中華料理」や「異国料理」などがあります。台湾料理は郷土の味がします。中国から台湾に持ち込まれた中華料理は、地域によって四川料理や広東料理、東北料理などがあります。異国料理は日本料理はもちろん、タイ料理、インド料理もあります。ですから、台湾は「美食の殿堂」と呼ばれても過言ではないでしょう。
ここでは、中華料理としておすすめのレストラン「金東北私房菜」をご紹介させていただきます。
金東北私房菜は、2015年に創業され、中国東北の瀋陽出身の家族によって運営されている中華料理のレストランです。私房菜は、お得意料理だけでなく、ここでしか食べれない料理という意味もあります。
「金東北私房菜」は高鐵の高雄左営駅の出口から5分程の所にあります。内装は素朴ですが、手頃な価格で美味しくてネットでも高く評価されています。
メニューは、看板の東北酸菜白肉鍋のほか、伝統的な東北料理も四川料理も充実しています。初めてここに訪れた方にいくつかの定番料理をおすすめします。
「酸菜白肉鍋」は、発酵させた白菜や豚肉など食材を入れた鍋です。高菜は独特な酸味があり、豚肉との相性がよく、スープも美味しいです。
「酸菜魚」は、唐辛子など辛香料を炒めてから、発酵させた白菜、新鮮の魚を入れて煮込んだ魚料理です。食べ方は、魚と白いスープを取りだけで味わいます。この料理は見た目が辛そうですが、一口を食べると魚の鮮味と高菜の酸味を融合した旨味が食べられますよ。
冷菜「東北涼拌五彩拉皮」も美味しいです。細切りしたキクラゲやキュウリ、ニンジン、キャベツ、卵、米で作られた「粄條」をゴマなど特製ダレで和えた冷菜「東北涼拌五彩拉皮」はカラフルで、人気もあります。
「夫妻肺片」は辛香料で煮込んだ牛肉を薄く切り、ラー油をベースにピーナッツ、調味料を混ぜ合わせた四川料理です。激辛ですが、ご飯に合います。
老麺（小麦粉を材料として作られるパネトーネのこと）で発酵させた生地で作った甘いお餅「老麺大餅」は食感がもちもちで、超美味です。さらに辛い料理の煮汁につけて食べてもより一層の美味しさが味わえます。
「孜然牛肉」は、玉ねぎと牛肉を炒めてから孜然（クミン）パウダーで味付けした一品料理です。玉ねぎと牛肉とのバランスがよくて、さっぱりとした食感で女性のお客様におすすめします。
辛い風味の揚げた鴨の頭「乾鍋鴨頭」は中辛で独特な食感があり、ビールにもぴったりです。
最後のデザートは、「拔絲地瓜」を忘れないようにご注文ください。「拔絲地瓜」は油で揚げたサツマイモを麦芽糖で絡めた中国風大学芋です。店員がお客様の前で麦芽糖の糸を引くパフォーマンスをして、このデザートの美味しさを引き上げます。
高鐵の高雄左営駅の周辺の繁華街に位置する金東北私房菜は、コロナで二年間ほどで休業した後、去年（2022）再開されました。台湾で辛い東北料理は台湾人の口に合わせるため、辛さや風味が調整されているのが一般的です。しかし、この店では、中国製の良質の辛香料や乾物のみを使って、東北料理の本場の味が楽しめます。メニューは写真がついているので、注文に便利で、サービスもいいです。よく満席になってしまうので、早めにご予約ください。
参考：
金東北私房菜
定休日〳月曜日
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飲食
御享鉄板焼き
秘境餐酒館
清静荘園
金東北私房菜
橋頭製糖工場
台南南埕衖事
新しいタイプのコンビニ
枋寮のビストロ「椰們」
フォルモサ・カカオ農場
牛肉麺屋さん「大牛牛肉麺」
ペットカフェ「南辺61-1」
台湾のフルーツ「マンゴー」
台湾のフルーツ「パイナップル」
牛肉のしゃぶの専門店「高雄牛老大」
インド料理屋さん「都瓦里ドゥワリ」
グルメ名店「地糖仔（ディタンザィ）
有名なチーズケーキ屋さん「心之和」
新しい鍋屋「打享野鍋」
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